「甘いもの、やめた方がいいのは分かってる…でもチョコは好き🍫」
「健康のために我慢してるけど、たまのチョコって本当にダメ?」
「むしろ“カカオは体にいい”って聞くけど、結局どっちなの?」
——このモヤモヤ、けっこう多いです。
今回は、30年追跡の大規模研究+最新のメタ解析(研究のまとめ)で、チョコレートと死亡リスクの“関連”がどう見えたのかを、医療知識がない方にもわかるように整理します😊
まず結論:チョコは「少量なら」良い関連が見えた🍫
この研究では、チョコレートを食べる人は、食べない人に比べて
全体として死亡リスクが低い傾向が示されました。 Zhao B 2022
- 全死亡:食べない人より低い傾向(段階的に低下) Zhao B 2022
- 心血管疾患(心臓や血管の病気)や心臓の病気、がんによる死亡も、低い傾向 Zhao B 2022
ただし大事なのは、ここから👇
“たくさん食べるほど良い”ではありません。
「ちょうどいい量」:目安は“少量”で頭打ち
✅ 30年追跡の解析:死亡リスクは「1日2g」まで下がって、その後は安定
研究では、チョコ摂取量を増やすと
全死亡・心血管疾患・心臓病の死亡が、1日2gまで低下し、その後は横ばいという形でした。 Zhao B 2022
さらに論文内では、この 2g/日が、食べ方としては
「週1回に14gくらい」を反映している可能性にも触れています。 Zhao B 2022
つまり、“毎日ガッツリ”より“ちょこっと習慣”のイメージが近いです😊
✅ メタ解析:心血管のリスク低下は「1日5g」あたりまで
複数の研究をまとめた解析でも、心血管のリスクや死亡は
摂取量が増えるほど下がるのは1日5gくらいまでで、それ以上は安定という結果でした。 Zhao B 2022
数字が苦手でもOK:研究の“意味”をやさしく解説
論文に出てくる略語も、ここでスッキリ。
- HR(Hazard Ratio):危険度比。1.00が基準で、0.88なら「12%低い傾向」という意味
- CI(Confidence Interval):信頼区間。「だいたいこの範囲」と考えてOK
- CVD(Cardiovascular Disease):心血管疾患(心臓や血管の病気)
- BMI(Body Mass Index):体格指数(身長と体重のバランス)
- SD(Standard Deviation):標準偏差(ばらつきの目安)
この研究では、チョコ摂取が多いグループほど全死亡が低い傾向で、統計的にも有意でした。 Zhao B 2022
「どうして良いの?」:ヒントは血圧だったかも
この研究では、チョコと全死亡の“逆の関連”の一部が、血圧低下によって説明できる可能性が示されました。
- 全死亡との関連のうち約4.3%が、収縮期血圧(上の血圧)を通じて説明できる可能性
ポイントはここ👇
「血圧が下がるからチョコで長生き!」と断定はできないけれど、
“体の仕組みとしてあり得そうな道筋”が少し見えている、という段階です。
今日からの現実的な「チョコの食べ方」🍫
研究の傾向から考えると、狙いはこれです👇
✅ 量の目安
- 基本は少量(体感だと「ひとかけ未満〜ひとかけ」くらい)
- 週1〜数回を少しでもOK(論文内の例:週1回14gの可能性) Zhao B 2022
- 毎日たくさんは不要(2g〜5gあたりで頭打ちの形)
✅ 選び方のコツ(健康目的なら)
- 砂糖が多いタイプは“おやつ”として楽しむ
- できれば カカオ多めを少量(ただし苦手なら無理しない)
✅ いちばん大事:チョコは「生活全体」の一部
この研究でも、食事や生活習慣など色々な要因を調整して解析していますが、完璧に切り分けるのは難しいです。 Zhao B 2022
だからこそ、運動・睡眠・食事バランスが本体で、チョコは“上乗せの楽しみ”くらいがちょうどいいです😊
よくあるQ&A(離脱防止の即答コーナー📌)
Q1. チョコで病気は治りますか?
A. 治りません。これは「治療」ではなく、食習慣と死亡リスクの関連を見た研究です。 Zhao B 2022
Q2. 食べれば食べるほど健康?
A. いいえ。研究では、少量で下がって、その後は横ばいの形です。
Q3. どれくらいが“少量”?
A. 研究上は「1日2g」付近が目安として示されています(ただし現実には測りにくいので、“ひとかけ前後を週数回”などが現実的)。
注意点(ここ超大事⚠️:鵜呑みにしないでOK)
- これは主に観察研究(人の生活を追跡して関連を見る研究)です。
なので、「チョコが原因で寿命が延びる」と断定はできません。 - 食べる人は、もともと生活習慣が違う可能性もあります(運動、食事、体格など)。 Zhao B 2022
- 研究は信頼度の高い方法でまとめられていますが、さまざまな研究の“一例”です。体質・持病・食習慣で合う/合わないは変わります。
- 糖尿病などで食事制限がある方、体重管理中の方は、主治医や管理栄養士に相談が安心です(チョコはカロリー・糖質が増えやすい)。
まとめ:チョコは「少量で楽しむ」が正解に近い😊
- チョコレート摂取は、全死亡や心血管疾患などの死亡リスクが低い“関連”が示された Zhao B 2022
- ただし、効果は少量(2〜5g/日あたり)で頭打ちの形
- “体の仕組み”としては、血圧が少し関係している可能性も示唆 Zhao B 2022
論文情報(引用)
- 論文タイトル:Relationship between chocolate consumption and overall and cause-specific mortality, systematic review and updated meta-analysis Zhao B 2022
- 著者:Bin Zhao、Lu Gan、Kai Yu、Satu Männistö、Jiaqi Huang、Demetrius Albanes Zhao B 2022
- 掲載:Eur J Epidemiol. 2022年4月(37巻4号) Zhao B 2022
- DOI:10.1007/s10654-022-00858-5 Zhao B 2022
- コホート:フィンランドのATBC研究、男性27,111人を1985–1988年に登録し2015年まで追跡 Zhao B 2022
今日の一歩が、未来の元気をつくります。みんなで健康寿命を延ばしていきましょう!!

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