論文タイトル:
Sugar-Sweetened, Artificially Sweetened, and Unsweetened Coffee Consumption With All-Cause and Cause-Specific Mortality
著者: Liu Dら
発表年: 2022年(Annals of Internal Medicine)
😌よく聞かれます「コーヒーって健康にいいんですか?」
リハビリの現場でも日常会話でも、こんな質問をよくされます👇
- 「ブラックが体にいいって聞いたけど本当?」
- 「毎朝ミルクと砂糖たっぷりだけど大丈夫かな…」
- 「人工甘味料入りってどうなんですか?」
そんな疑問に答えてくれるのが、今回ご紹介する17万人超の大規模研究です!
🧪研究のポイント
この研究は、イギリスの「UKバイオバンク」に登録された17万人以上のデータを分析。
2009〜2018年までの約7年間、どんなコーヒーをどれくらい飲んでいたかと死亡率との関係を追跡しました。
対象となったのは3タイプ👇
- ☕ブラック(無糖)
- 🍬砂糖入り
- 🧪人工甘味料入り
📊結果は?寿命とコーヒーの驚くべき関係
✅無糖コーヒー(ブラック)が最も安定して健康的
1日2.5〜4.5杯のブラックコーヒーを飲んでいる人は、死亡リスクが最大で約29%も低下✨
がんや心臓病による死亡リスクも下がっていました。
☑ ハザード比(死亡率):0.71〜0.77(非飲用者に比べて)
✅砂糖入りコーヒーも意外と悪くない?
「砂糖=悪」のイメージが強いですが、適量(1.5〜3.5杯/日)なら死亡リスクが低下する傾向も。
ただし、4.5杯以上になると逆にリスク上昇の可能性もあるので、量は控えめが◎
🤔人工甘味料入りコーヒーはどうだった?
ちょっと驚きの結果…
人工甘味料入りは一貫した効果は確認されず、むしろ心疾患死亡との関連がやや不安定。
☠ 多く飲む人ほどリスクが上がる傾向も…(ただし信頼区間は広く不確実性あり)
☕「コーヒーの種類」別にも検証されてました!
- インスタントでもドリップでもOK
- デカフェ(カフェインレス)も効果あり!
つまり、「どんな種類のコーヒーでも、無糖であれば健康効果が期待できる」ということです💡
🧠ブログ筆者のまとめ(現役リハビリ部長の視点)
「コーヒーは健康にいい」という説、今回は「どんなコーヒーをどう飲むか」まで踏み込んだ重要な研究でした。
☑ 無糖がベスト(朝や昼に2〜3杯が目安)
☑ 砂糖入りは“少し”なら問題なし(1〜2杯/日)
☑ 人工甘味料は避けるのが無難
☑ デカフェもOKなので、寝る前も安心♪
特に、リハビリ中の方や中高年の健康管理において、「飲み方を工夫するだけでリスクが変わる」というのは大きな発見です。
🔚さいごに
🍵「コーヒーをどう飲むか」で未来の健康が変わるかも。
毎日の1杯、ちょっとした工夫を取り入れて、健康寿命をのばしていきましょう!
このブログは、研究結果をもとにした一般的な情報提供を目的としています。個々の体質や病歴によって効果は異なるため、必要に応じて専門家へご相談ください。
次回はコーヒーとがんの関係についてご紹介します☕✨
それではまた!!
コメント